【新唐人2010年5月26日付ニュース】5月24日、米中戦略・経済対話が北京で始まりました。貿易問題のほか、朝鮮問題・イランの核問題などが焦点になります。
クリントン国務長官やガイトナー財務長官など、オバマ政府の高官約200名が北京に集結しました。
開幕式典でガイトナー長官は、中国に対し、貿易障壁を減らすよう訴えました。またクリントン長官は、朝鮮問題を強調します。
米国務長官 ヒラリー・クリントン
「去年 我々の努力で、北朝鮮の核実験に対し、国連制裁決議が通りました。韓国哨戒艦の沈没は厳しい試練です。再び協力が必要です。朝鮮半島の平和・安定のため、米中の目標でもあります」
クリントン氏はすでに、北朝鮮への厳しい態度を表明していました。
一方胡錦濤国家主席は中国の内需拡大などを約束した一方、人民元切り上げについては確約しませんでした。
2日間の対話では、人民元切り上げのほか、朝鮮問題やイランの核問題などが焦点になりそうです。