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北朝鮮の核実験 中国東北部で強い揺れ

2013年02月13日
【新唐人2013年2月14日付ニュース】旧正月の連休が続く中国で、2月12日、現地時間午前10時57分、北朝鮮と隣接する東北部で地震のような揺れを感じました。中国地震台網は北朝鮮国内でマグニチュード4.9の地震を観測。その後、地震は北朝鮮の地下核実験によるものであることが判明しました。
 
北朝鮮メディアは、3回目の核実験に成功したと大々的に報道。韓国国防省の観測データによると、北朝鮮の今回の核実験の威力は6,000~7,000トン。2006年と2009年の核実験よりも威力が大きいものと推定しています。
 
北朝鮮と隣接する中国の東北部ではほとんどの地域で揺れを感じ、旧正月の連休中の市民らを不安に陥れました。
 
核実験の後、日本では空気中の放射線量の観測を強化。ロシアでは北朝鮮国境から100km以内に住む住民を前もって避難させたほか、実験後は200か所の観測スポットで観測を強化。一方、中国の中央テレビ(CCTV)は北朝鮮メディアの報道を引用し、核実験が成功裏に行われ、放射能漏れはなかったと報道。
 
中国当局の態度は民衆の不満を呼び、ミニブログには風刺の書き込みが現れました。“中国外交部の交渉はまたもや偉大な勝利を収め、北朝鮮は旧歴1月1日に行う予定だった核実験を、1月3日に変更した”
 
ロシアさえ、放射線漏れを案じて住民を前もって避難させたのに対し、中国当局は地震があったと知らせただけでした。さらにはネット上に書き込まれた不満の声を削除し、街頭で当局の不作為に抗議する民衆を拘束したとの情報もあります。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 

(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)

 

 

 

初三东北五级地震 竟是朝鲜核试验

 

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