【新唐人2010年7月6日付ニュース】ケンブリッジ大学のニコラス・ボイル教授の新作、『2014―次の世界的危機を乗り切るために』が6月17日に出版されました。この本は、今、話題になっています。教授はこの本で、21世紀を左右する大災難が2014年に起こる、と予言しています。
本によれば、2014年から18年までが肝心です。この間、中国の影響力はもちろんですが、何よりもアメリカの決断が重要になります。そして、各国政府がアメリカに賛同するかも、大きな鍵を握るでしょう。
ケンブリッジ大学 ボイル教授
「ここ数年 私はずっと 、グローバル化理論とその世界への影響を研究しています。私の本のテーマは、2010年~2020年に起こる、21世紀を揺るがす事件です」
16世紀から20世紀までの特徴を研究してきた教授は、すべての世紀の最初の10年~20年までに、重大事件が発生していることに気づきます。その事件が、平和と繁栄の世紀になるのか、それとも戦乱と貧困の世紀になるかを決めるのです。
ケンブリッジ大学 ボイル教授
「この事件は1914~1918年の第一次世界大戦に相当します。もちろん 私はこれを望みません。逆に、より多くの繁栄をもたらすかもしれません」
ドイツ出身のボイル教授は、現在ケンブリッジ大学で教鞭をとります。ドイツ文学や宗教に関する著作が豊富で、特に、ドイツの詩人ゲーテの自伝の編纂では、高い評価を受けました。
新唐人記者がお送りしました。