【新唐人2010年7月22日付ニュース】中国の気功団体、法輪功が当局の迫害を受け始めてすでに11年。欧州議会のエドワード・マクミラン・スコット副議長は、この迫害について、「人類史上もっともおぞましい行為」と非難。「法律で裁かれるべきだ」とも述べます。
かつて中国を訪問し、自分の目で法輪功迫害を確認したスコット氏は、この迫害は想像を絶すると述べます。
欧州議会 エドワード・マクミラン・スコット副議長
「私にとって最も重要な事件は、1999年7月20日に始まった ―中国共産党による法輪功への史上最も、おぞましい弾圧です。迫害の被害者は無実で、当局と考え方が違うだけです。これはジェノサイド『集団虐殺』です」
スコット氏は2006年の訪中の際、法輪功学習者などと面会。しかしスコット氏の帰国後、それら面会した人たちは皆拘束され、拷問に遭いました。
スコット氏によると、中国ではいまだに法輪功学習者の臓器狩りが行われています。
欧州議会 エドワード・マクミラン・スコット副議長
「『臓器狩りは』まだ続いています。法輪功学習者は臓器狩りの標的になり、殺されています。これはやめるべきです。中共の崩壊で迫害が終われば、すばらしいことです」
2006年の中国訪問で、中国の人権状況が肌で分かったというスコット氏。もっと広くこの真相を知らせるべく、多くの国で中国の人権に関する講演を行っています。このほか、人権を踏みにじった者はいつかきっと裁かれると強調します。
欧州議会エドワード・マクミラン・スコット副議長
「法輪功迫害を受けて、今構築しているのは、中国で拷問や迫害の加害者を法律で裁くシステムです。ジェノサイド反対運動も今後、推進していきます」
「民主化への足取りは止められない、法輪功学習者が中国の地で自由に修煉できる日は、必ず訪れる」と、スコット氏は強調します。
新唐人記者がお送りしました。