【新唐人2010年8月7日付ニュース】中国・河南(かなん)省と貴州省の炭鉱で、それぞれ大規模な事故が発生。合わせて26名が亡くなりました。どちらも合法的な操業だったといいます。
8月2日夜11時ごろ、河南省・登封市にある三元東炭鉱で
ガスの噴出事故が発生。11名が亡くなりました。
そのわずか9時間後、遠くはなれた貴州省・仁懷市の明陽炭鉱でもガスの噴出事故が発生。15人が亡くなりました。
大事故が発生したものの、2つの炭鉱はどちらも、「安全生産許可証」「炭鉱生産許可証」など、6つの許可証がそろっていたそうです。
事故の起きた河南省の炭鉱の責任者、および所有する会社の幹部は当局の処分を受けました。
その河南省の炭鉱では救出活動が続けられているものの、坑内に閉じ込められた5人の生存の可能性は低いそうです。
中国ではずっと炭鉱事故が絶えません。例えば、河南省では最近ひと月に1度の割合で大規模な事故が発生。当局が許可を出した合法的な炭鉱かどうかに関わらず、事故は起こっています。
新唐人記者がお送りしました。