【新唐人2010年8月11日付ニュース】8月10日、世界保健機関―WHOのチャン事務局長は、新型インフルエンザの世界的大流行が終息したと宣言しました。
WHOのチャン事務局長は、10日、新型インフルエンザの世界的大流行が終息期に入ったと宣言。ただ、再発の恐れはあるそうです。
WHOの福田敬二事務局長補代理も、新型インフルエンザの脅威が完全に去ったのではないと強調します。
そこで、流行を防ぐワクチン接種など、これからも続けていくと述べました。
WHO 福田敬二・事務局長補代理
「各国は監視を続けてほしい。再発の恐れがあるからです。ワクチンなど予防措置が必要です」
去年の6月、WHOは新型インフルエンザの警戒レベルを最高の「フェーズ6」に上げました。今回、1年2ヶ月ぶりに大流行宣言が解除されました。
WHOによれば、去年の4月以来、18449名がこの病気で亡くなりました。