【新唐人2010年8月21日付ニュース】中国・四川省を襲う激しい雨が止まりません。四川省の省都・成都の複数の橋が、今回の豪雨に耐え切れず、相次いで崩れ落ちました。成都はまるで孤島になったかのようです。
19日の午前、四川省の省都・成都のある橋が崩落。橋の上を走っていた車が押し流され、1名が亡くなりました。
この19歳の若者が、ちょうど乗用車を運転していると、橋が突然、裂け始めて川へ落ちました。必至にブレーキをかけて、九死に一生を得たそうです。
このほか、四川大地震で被災地の橋も同様に、崩れ落ちました。目撃者によると轟音と共に、橋の一部が激しい流れに押し流されたそうです。これが4分ほど続いたあと、橋や橋げたが高さ10数メートルの高波にのみこまれました。
19日の午後、成都にある200年の歴史を誇る橋も、真ん中から無残に崩れ落ちました。
ほぼ同じ頃、四川省と他の省を結ぶ鉄橋も崩れ落ちました。列車は真ん中の2両が川へ落ちましたが、犠牲者は出ませんでした。ただ、このために多くの列車の運行がストップしました。
このほか、飛行機や道路にも影響が出ています。そのため、今成都は陸の孤島の様相を呈しています。
新唐人記者がお送りしました。