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【郝毅博が斬る】中国は「東亜病夫」?

2013年02月26日

【新唐人2013年2月26日付ニュース】皆さん、こんにちは。郝毅博です。旧暦新年はいかがお過ごしでしたか?周星馳(チャウシンチー)の新作、『西遊:降魔篇』(チャイニーズ・オデッセイ)は観ましたか?私も観に行きたかったのですが、ニューヨークではまだ上映されていません。なので、昔から好きだったカンフー映画をもう一度観ました。ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』、ジェット・リーの『ハード・ブラッド』や『怒りの鉄拳』、ドニー・イェンの『イップ・マン 序章』など。詠春拳、本当にカッコウいいですね!これらのカンフーを身に付けるのは男の夢です。

 

しかし、これらのカンフー映画にはある共通点があるのに気づきました。先ずは外国人が中国人を「東亜病夫」と罵る。(お前ら中国人は皆 「東亜病夫」だ)。或いは中国人を差別します。(「何笑ってる?お前も中国人だろう?」)そうすると、ブルース・リーのようなヒーローが現れ、外国人をボコボコに殴り、見事に恥を雪ぎます。

 

中国の武術は奥が深く、西洋のボクシングは全く及びません。しかし『イップ・マン 葉問』に出てくる外人を見てみてください。我々外人は本当にそんなに無礼ですか?中国人の言葉を借りれば、「この人の母親の教育が悪い」。

 

とにかく、ブルース・リーのカンフー映画のあの「東亜病夫」のシーンは本当に素晴らしいですが、後にカンフー映画の手本となりました。(「お前たちに言っておく、中国人は病夫ではない」)

 

とてもクールでしょう。私が言いたいのは私は本当に中国カンフーが大好きで、西洋人は中国人を「東亜病夫」と罵っていないということです。

 

西洋人があの時代に「東亜病夫」、「The Sick Man of East Asia」と言ったのは、官僚の腐敗と劣悪な風紀の清朝末期の政府で、政府の状態を批判したのであって、中国人をあざ笑ったのではありません。

 

しかも、西洋人はSick Man(病夫)で多くの政府を批判しています。例えば、19世紀のトルコやペルシア、あまりにも腐敗していたため、西側からはSick Manと言われていました。欧州の強国・ドイツさえかつて、「The Sick Man of Europe」と批判されました。

 

だから「東亜病夫」とは完全な誤解です。中国メディアさえ「東亜病夫」は妄想による「民族の屈辱」だと言っています。映画『カンフー・パンダ』を覚えていますでしょうか?当時、ある評論を見たのですが、なんと『カンフー・パンダ』は米国の対中文化侵略であり、中国人のイメージが米国人の筆にコントロールされたと言うのでした。私はそうは思いません。皆さんとシェアしたいのは、中国の悠悠たる五千年文化はずっと外国人の勉強と模倣の対象で、中国文化の鑑賞さえ間に合わないのに、アニメなんかを作って中国を侵略するはずありますか?

 

だから私はいつも思うのですが、なぜ中国人はずっと「東亜病夫」の暗い影の下で生きていくのか?皆さんはもしかして、「霍元甲」や「陳真」のようなヒーローが現れ中国を救い、復興させるのを待っているのかな?

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/02/23/atext851757.html  (中国語リング)

(翻訳/坂本 映像編集/工)

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