【新唐人2013年3月25日付ニュース】一人っ子を徴兵しないのは中国数千年来の軍事伝統で、一人っ子が戦場に行かなくて済むのも国際軍事の慣例です。しかし中共は世界で最も「特色」のある軍隊、一人っ子軍隊を創り上げました。新浪微博にある文章がこう評論しています。
「1980年から中国は厳しい一人っ子政策を実施した。こんなことは千秋万代かつてなかったが中国には『一人っ子世代』が生まれ、古今東西に先例のない『一人っ子子女軍』を創造したのだ。ここ10年間、中国軍は迅速に下部将兵の『一人っ子化』を実現し、武器装備の現代化、軍隊建設の情報化よりもそのスピードが速く、影響力も深いのである。中国軍の一人っ子化はどの程度にまで来ているのだろう?30歳以下の中国軍人は基本的に全員一人っ子で、つまり中国の若い世代の軍人は極少数の一人っ子政策違反者以外、ほとんどが一人っ子であるということだ。軍全体の一人っ子の比率は70%以上で、作戦部隊なら80%以上だ。
「中国国防報」は2006年9月に「ある外国の軍事代表団が瀋陽軍区を参観した際、軍事パフォーマンスを行っている兵士の91%が一人っ子であることに気づいた、なんと高い比率なのか」と報道。一つの部隊の91%が一人っ子だと、この部隊は恐れることなく、勇敢に突進して勝利を収める事ができるのか?この問題は国内外でも熱い議論を呼んだ。あるネットユーザーは「先秦時代の魏公子がまもなく出征する隊列の前に立って、兄弟のいない一人っ子は家に帰って両親を養えと叫んだ。結果的に10万人の大軍から精鋭兵が8万人残った。今日、もし解放軍隊列の前で、父子とも軍人なら父は離れろ、兄弟が共に軍人なら、兄が離れろ、兄弟のいない一人っ子は帰って親を養えと言ったら、中国人民解放軍は何人も残らないだろう」
(翻訳/坂本 映像編集/工)