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中国精神病者1億人の実情――弁護士が精神病の乱用を指摘

2010年09月08日

【新唐人2010年9月9日付ニュース】「世界精神科学会議」が9月1日から5日まで、初めて中国で開かれます。これを受けて、専門家などは「中国で精神病が乱用されている実情に関心を払うよう」訴えました。

会議を前にして専門家など17名は「中国は世界精神医学会のマドリード宣言を実行すべきだ」と訴えました。中国当局によれば、中国の精神病患者は1億人に上ります。
 
香港中文大学 陸軍・研究員
中国の医者の多くはカネのために、精神病の診断を乱用します。それで健康な人まで入院する羽目になる。
 
かつて精神病患者の弁護人を務めた黄(こう)弁護士は、中国の精神科医を批判しました。
 
黄雪濤弁護士
被害者の権利は大きく制限され、基本的な公民権さえ奪われます。医者は法律の責任に背き医者のイメージを壊しています。
 
李仁兵弁護士
精神病でないのに強制治療に遭い体を壊す者や、差別を受け隔離される者、侮辱される者もいます。
 
別の団体も精神病がむやみに乱用されている実態を指摘し、500名の被害者の名簿をEメールで会議の事務所に送りました。
 
新唐人記者がお送りしました。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

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