山東省陳情者 趙文章さん
「父親は国民党の党員だったので、１９７０年に共産党に迫害され亡くなりました。迫害で死んだのに、『罪を恐れて自殺』したと濡れ衣を着せています」
父親の死亡後、趙さんも巻き添えを受け、首からパネルを下げ、万人の批判闘争大会で批判されたそうです。当時まだ２０歳だった趙さんは強権を恐れず、立ち上がって抗争をつづけました。
山東省陳情者 趙文章さん
「彼らが私に着せた罪は『鄧小平のために罪を覆した』 『敵局のラジオを盗聴』 『反共産党』『反社会主義』などです。私がパネルを破ると、彼らは私を殴り、不具にしました。共産党はこのことをずっと解決しようとしません」
それから３０年以上、趙さんはえん罪をはらす為に陳情を続けているものの、いまだになしのつぶてです。
趙さんの息子 趙鵬飛さん
「父は長年陳情を続けているので、中共の本質を見抜いています。中共が倒れない限り、民衆のすべてのことは解決されません。自分で問題を解決するのは不可能だと父はわかったので、中共の本質を見抜くよう、みんなを呼び覚ます必要があると考えています」
一方、中国当局は公に共産党反対の声を上げる趙さんに対して何度も脅迫を行ったり、言いがかりをつけて家族に暴行を加えたりしています。
趙さんの息子 趙鵬飛さん
「私は３月２８日に彼らにひどく殴られ、拷問を受けました。『おとなしくしていろ、さもないと・・・』と言われました。私を殺すということです」
最後に北京に陳情に行く前、すでに絶望した趙文章さんは、共産党を道連れに死のうと思ったそうです。しかし、北京に集まっている数えきれない陳情者を目の当たりにし、再度立ち上がったといいます。きっといつか、抑圧されている人々が団結して、中国共産党の暴政を打ち倒す日が来ると、趙さんは信じているからです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/07/atext893415.html （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工）
