【新唐人2010年9月10日付ニュース】軍事演習や台湾への武器売却をめぐり鋭く対立してきたアメリカと中国ですが、最近、急接近しています。これから半年の間に、国連総会やG20(ジートゥエンティ)などを控え、米中の直接会談がこれまでになく頻繁になると見られます。
これから半年間、大きな国際会議、例えば――国連総会やG20、APEC(アジア太平洋経済協力会議)などが集中し、米中が対面する機会がこれまでになく多くなります。
専門家 厳震生
「台湾への武器売却の後、米中関係が悪化し、そのうえ軍事演習、だから米国が願うのは
中国が再び対話に戻ること。双方の理解を深めて、衝突を避けるためです」
中国との対話を望むアメリカですが、年末には尖閣諸島で日本との軍事演習があります。
専門家 厳震生
「これは米中というより、日中の問題でしょう。ただ米国の姿勢としてアジアから撤退はせず、日本と韓国を後押しする、というのも日韓とも最近不安を感じていますから」
これから頻繁に接触する中で、中国の人民元や南シナ海の領有権の問題は避けられないと見られ、目が離せません。
新唐人記者がお送りしました。
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