【新唐人2013年6月14日付ニュース】大勢の死傷者を出した中国福建省アモイ市で発生したバス火災事件につぎ、江蘇省蘇州市でもガス会社で爆発事故が起き、11人が死亡、9人が負傷しました。初歩的な判断では、ガス漏れによる爆発だそうです。6月は中国の“全国安全生産月”ですが、10日間のうちにすでに10件以上の火災や爆発事故が発生しています。
6月11日午前7時26分、江蘇省蘇州市ガス集団の横山タンクで爆発が発生し、3階建ての建物が倒壊。当局の発表によると、20人が瓦礫に埋まり、午後5時45分現在、11人が死亡し、9人が治療中だそうです。
頻発する火災や爆発事故に対し、民衆は不安を隠しきれません。いつ自分の身に同じ不幸が降りかかるか、全く保障できないからです。
ガス会社付近の住民
「安全でないのは確かです。庶民も危険に晒されています」
ガス会社付近の住民
「不安を感じています。爆発したビルが市の中心ではなく、郊外だったのが不幸中の幸です。もし繁華街や人が密集する所、または学校だったら想像するのも恐ろしいです」
また、事故原因がガス漏れだとすると、ガス会社自体に安全面における大きな隙があったことを表していると不安を示す市民もいます。
ガス会社付近の住民
「同級生が会社をやっていますが、彼いわく中国の消防署は暗黒です。お金を渡せば、彼らは現場に来て、見て帰ります。お金を渡さなかったら、彼らは必死にあら捜しをして、いろんな問題点を並べます。だから中国の消防検査は安全性を検査するのではなく、お金を渡すかどうかなのです。中国の関連部門はみなこうです」
多くの民衆は、ガス会社の社員寮でさえガス爆発が起きるのだから、庶民の安全はなおさら保障されないと嘆きます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/12/atext912928.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)