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毒ミルク事件 あの子たちは今――中国メディアが伝えない現実

2010年09月13日

【新唐人2010年9月13日付ニュース】中国の毒入り粉ミルク事件から2年になりますが、いまだに多くの子供は病気に苦しいんでいます。しかも当局が約束した「医療費無料」は、まったく果たされていないそうです。

毒入り粉ミルク事件から早くも2年になりますが、いまだに多くの子供が腎臓結石に苦しんでいます。
 
重慶 李雪峰さん
「再検査ではまだ結石がありました。メーカーから音沙汰はなく、政府の圧力で報道も禁じられています」
 
政府はかつて、被害児童が18歳になるまで医療費を負担すると発表。しかし、実情は違います。
 
上海 王剛さん
「手術後から国は手を引いたようで、すべて うやむやです。賠償責任者に以前連絡をしましたが、彼らも分からないそうです」
 
黒龍江省 韓暁東
「ずっと自腹です。交通費 薬代 18歳まで負担すると言っていましたが、そんなの嘘です」
 
韓さんによると、この2年、子供の体調がずっと優れないそうです。当初、2000元の賠償金の受け取りにサインさせられたのは、屈辱だったとも述べました。
 
事件発生から2年、政府とメーカーは責任を逃れ、メディアも報道していないと親は嘆きます。仕方なく裁判に訴えた親は、逆に捕まり投獄されました。
 
新唐人がお送りしました。
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