【新唐人2013年08月21付ニュース】中国の現代建築はますます人を驚かせているという人がいます。長ズボンや酒瓶からドーナツ、その驚きの程度は強制立ち退きに決して劣りません。
ええ、本日は外人キャスター郝毅博が中国十大醜悪建築物を選出しました。本日の「外人が見た中国」をどうぞ。
皆さん、こんにちは。郝毅博です。この前、中国のある建築物が世界でも話題を集めました。はい、この変な形の建築物です。この建物を見て、私も中国の現代建築に興味が沸き、ネットで調べてみたところ、多くの中国のネットユーザーが醜悪と言っている建物が少なくない事に気づきました。最も典型的なトップ１０を皆さんとシェアしたいと思います。
まずは第１０位。二つあります。瀋陽「方円大厦」と「広東プラスチック取引所」。このアイディアは中国の銅銭から来たと思いますが、外人なら警官の好物であるドーナツを連想することでしょう。
第９位は安徽省淮南の「オリンピック公園」。
第８位。不動産業者がこの建物のアイディアは蘇州の水陸城門から来ているらしいですが、皆さんも私と同じように、これは空中に立っている長ズボンに見えませんか？
第７位は「西安新法門寺」。前のこのおかしな幾何学模様は合掌している手を表していますが、私にはドラゴンボールの「天津飯の気功砲」に見えますね。
第６位は河北省の「元宝塔」と邯郸市の「元宝亭」またお金です。これはまだましですね。先のは古代のpennyで、1文だけです。チープすぎますね。こちらは馬蹄銀を使って金運を表しています。
第５位は、あれ？これは米国会議事堂ではなく、模倣品です。実はこれは安徽省阜陽市
政府ビルなのです。このビルがランクインしたのは、国会議事堂のコピー以外にも中共政界の腐敗の程度を反映しているからです。阜陽は実は国家級の貧困県ですが、地元官僚は庶民の生活の改善に頭を使うのではなく、こんな所に金を費やしているのです。
第４位は土に埋もれた玉皇大帝、後頭部には人が住めます。
第３位は上海万博の中国館、古代の官僚の帽子に見えますか？それとも特大火鍋に見えますか？
第２位は街に立つ「福禄寿三仙人」。北京天子ホテルです。この３人の神仙がホテルに建てられてから、何度も最醜悪建築に当選しています。最近は彼らも嬉しいはずです。やっと最醜悪建築の座を他に譲る事ができたからです。はい、私が選んだ第1位は、最初に言及した「人民日報ビル」。まず米国のトーク・ショーの司会者がなんと言っているか見てみましょう。
米トーク・ショー司会者 Jimmy kimmel氏
「デザイナーと建設者がこのビルが男性器に見えることに、誰も気がつかなかったとはとても信じられません。私の考えが汚すぎるかもしれません。この写真を子供たちに見せて、何に見えるか聞いてみました」
（この建物は何に見える？）
「えっと・・・特に連想するものはないです」
（この建物は何に見える？）
「ちょっと難しいな」
（マーカーペンとキャップに見えると言っています）
（どこから来たの？）
「ディズニーランドランドから」
（この建物は何に見える？）
「ディズニーランドランドみたい、ディズニーランドランドの建物みたい」
（すばらしいわ ありがとう）
実は最初に見たとき、英国のSwiss Re Towerの模倣かと思いましたが、模倣だとしても大失敗ですね。Swiss Re Towerの外観はきれいなガラスの弾丸に見えますが、人民日報ビルは私には分かりませんが、中共政界の習慣を反映しているのでしょうか。
私はやはり中国の伝統的な古典建築物が好きです。これらの古代建築は外観が優雅なだけでなく、伝統文化の内包とも深い関わりがあります。
皆さん ご存知ですか？今の中共政府は庶民の家を強制立ち退きする以外、古代建築物を取り壊すのも大好きなようです。北京に１０年間滞在した米国人作家Michael Meyerさんは、「中国は壊滅的な発展」であると言っています。確かに醜悪建築物を建てるのはともかく、なぜきれいな建物まで解体するのでしょうか？今後の中国のスカイラインは長ズボンや男性器、女性器、土に埋もれた玉皇大帝、おもちゃのような３人の神仙だけが残ったりしないでしょうね。
本日はここまで、また次回お会いしましょう。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/07/10/atext928567.html （中国語）
（翻訳/坂本 映像編集/工）
