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医者 手術中に金の請求――金のない患者の手術を中断

2010年10月02日

【新唐人2010年10月3日付ニュース】中国・海南省・海口市(かいこうし)の市民、楼宏順(ろうこうじゅん)さんによると、妻が病院で脳の手術を受けていたところ、医者が突然、カネを要求。カネはないと言うと、手術は中断されてしまったそうです。

今年の初め、楼さんの妻はクモ膜下出血で海口市の人民病院に入院。神経外科の主任の強い勧めで手術を決意したものの、手術のさなか、医者は突然、家族を手術室に呼び出し、金を要求しました。
 
楼宏順さん
「翌日の手術の時、半分までやると、私を呼び出して、1万1千元を要求しました」
 
楼さんが「手元にそんな大金はない」と答えると、医者はすぐに手術を中断。記者が9月30日に電話で確認した所、医者は「材料が不足していた」と弁明しました。
 
手術のあと、楼さんの妻は失明し、脳幹は2.5センチ欠損。しかもベッドは雑然とした廊下に置かれました。楼さんは、夜中、生きている病人が霊安室に運ばれるのを2度も見たそうです。
楼宏順さん
「あれは夜中12時でした。死体を運んでいると病人が動いたんです。運んでいる人も驚き、
『生きている』と叫びました」
 
奥様は、手術の4ヵ月後、ほぼ植物人間になってしまったうえ、最後には病院を追い出されました。楼さんの訴えに対して、政府の各部門は何の返答もありません。
 
新唐人がお伝えしました。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

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