【新唐人2013年12月5日付ニュース】アメリカのバイデン副大統領が4日、日本を離れ、北京に到着しました。習近平国家主席と会見し、中国が設定した防空識別圏問題やその他の国際問題について、会談を行いました。
習主席との会談の中で、バイデン副大統領は、米中は実務的に協力を進め、成果を上げることを強調しました。
ジョー・バイデン米副大統領
「私が受けた教育では変化は機会をもたらすと信じています。地域安全の機会はグローバル的な機会であり、気候変化とエネルギー面の機会であり、ほかも問題も含まれます。今後10年で世界にはこの変化が必要です」
北京はバイデン氏のアジア歴訪の2つ目の目的地です。直前の訪日では安倍首相と共同記者会見を行い、中国が防空識別圏を設定したことに強い懸念を示し、日米の緊密な協力関係を再確認しました。
北京当局が先月設定した防空識別圏には、日中韓の間で領有権の争いがある諸島の領空が含まれ、空域を飛行する航空機の飛行計画の提出などが求められたため、周辺国の不満を招いています。
北京の2日間の日程を終えると、副大統領は最終目的地韓国に向かいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/04/atext1017853.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)