【新唐人2013年12月5日付ニュース】江蘇省南京市が深刻なスモッグに見舞われている。大気汚染物質PM2.5の濃度が最悪のレベルに達し、市内の小中学校は臨時休校を余儀なくされている。そんな中、4日午前、どんよりした南京市の空に、大小の二つの太陽が出現。二つの太陽の距離は近く、この現象はおよそ1分ほど続いた。
「揚子晩報」の報道によると、4日午前8時25分頃、南京市鼓楼区媒炭港の空に二つの太陽が出ているのを、住民が発見した。
中国の専門家は、これは幻日(げんじつ)という現象で、大気中によく現れる光学現象であると説明している。
今年6月には重慶市で二つの太陽、11月には、内モンゴルや河北省で複数の太陽が現れ、微博上でも話題になっている。
「スモッグ空をオフィスの窓越しに眺めていたら、おっと、二つの太陽!羿(げい、中国の神話に登場する人物。空に10個の太陽が現れ、地上は灼熱地獄となったので、弓の名手である羿が9個を射ち落として、地上は平穏を取り戻した)が知ったら焦るだろうな」
「上海に数十年住んでいるけど、こんなスモッグ天気は初めて経験する。恐ろしい。本当に終末がやってきたようだ。これはGDPの業績と貢献だ。中国の神様に感謝しないと」
「天に二つの太陽。天下が間もなく変わる予兆だ」
(翻訳/坂本)