【新唐人2013年12月11日付ニュース】中国共産党の元常務委員、周永康が逮捕されたとの情報は、まだ確認が取れていませんが、反日運動を利用した政変のもくろみ、汚職、女性による接待、マフィアの頭領である死刑囚への優遇など、周永康を巡るスキャンダルが今、海外メディアに取り上げられています。
この「ヤミ社会のゴッドファザー」は、海外の中国語メディアをにぎわしています。
周永康は去年の9月、反日運動にマフィアを介入させ、政変を企んだそうです。また、油田管理局の官僚時代、マフィアが石油を盗むのを黙認し、公安省のトップ時代は、大陸全土のマフィアの後ろ盾になっていました。
上海市 朱さん
「庶民は彼を激しく憎んでいます。大勢を殺したからです。彼のボディーガードは警察と結託しています。法輪功や陳情者など皆被害者です」
また、寧夏回族自治区のマフィアの頭領は、立ち退き対象者に熱い油をかけて殺し、死刑になりましたが、周永康に2億元の賄賂を渡し、釈放されたそうです。そのうえ、周永康は法輪功学習者を身代わりにしようとしたそうです。
湖南省 李さん
「今は多いです。たとえ人を殺しても、コネで死刑を免れるなど」
福建省 陳さん
「政法委員会はもっとひどいやりたい放題で、正義も公平もありません」
現在、周永康とその関係者への処罰を求める声がネットにあふれています。先日、周永康の息子や兄弟が相次いで、軟禁あるいは逮捕されたとの情報がある他、610弁公室の李東生主任はかつて、女性の接待で周永康に取り入りました。今回の一連の動きは、更に多くの闇を暴くのではないかと注目されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/09/atext1020916.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/工)