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中国原子力潜水艦から放射能漏れ事故

2011年08月02日
 
【新唐人日本2011年8月2日付ニュース】海外の博迅ネットによると、最近、中国海軍の原子力潜水艦から放射能漏れ事故が発生。軍当局は情報を厳重に封鎖し、中国のネット上の関連文章も次々削除されています。
 
中国・大連艦艇学院からの情報によると、7月29日午前、大連に停泊している最新型原子力潜水艦で、電子設備の設置工事中、放射性物質が漏れ出したそうです。軍当局による現場封鎖と共に緘口令が出されたそうです。
 
“全米科学者連盟”(FAS)傘下の戦略安全ブログの文章によると、3月29日、グーグルアースが、大連近郊の小平島海軍基地に停泊中の「ジン級」戦略原潜2隻の写真をとらえました。
 
この情報は中国でもネット上で広がりましたが、まもなく当局により削除。一部の軍事討論区や大型論壇の関連文章も削除されました。“潜水艦”、“原子力”などのキーワードも検索不能になりました。
 
事故に関し、当局は沈黙を守っています。あるネットユーザーが事故当日、東京から上海に行き、放射線量を測定。結果、上海の放射線量は0.31マイクロ・ミリシーベルトで、東京の0.13を大きく上回っていたそうです。
 
情報によると、中国海軍の原潜による重大事故は過去にも数回発生。1983年、中国の原潜がソ連のウラジオストックでソ連潜水艦と衝突し沈没。70人が死亡。この事故は12年後のロシアの調査によって明らかになりました。
 
また、1985年、中国の092型弾道ミサイル原潜がミサイル発射時に爆発を起し沈没。100人が死亡しましたが、未だに情報は公開されていません。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 
 

 

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