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「北京日報」米大使の資産公開を要求

2012年05月15日

 【新唐人日本2012516日付ニュース】北京日報は14日、ロック米大使に個人資産の公開を要求。ネットユーザーからは批判が殺到しました。「何もやる事がないのなら、国内の法制でも監督したらどうだ?米国官僚ばかり見ないで」。では、評論家の分析をどうぞ。

 

NTDTV評論家 趙培

「北京日報」は陳光誠事件において、米国を批判し、多くの笑い話を作りました。最近微博で、また笑い話を作りました。514午前345分、「北京日報」は微博で、ロック大使の個人資産の公表を求めました。明らかに、「北京日報」は目をつぶって、でたらめばかりです。米国官僚の個人資産は透明で、ネット上で見る事ができます。

 

「北京日報」のこの笑い話に、創新工場の李開復SEOが見かねて、微博にすぐ米国官僚の資産に関するページをリンクしました。このリンクから分かるように、ロック大使の資産は第6位で、平均資産は448万ドル。オバマ大統領は第4位で、平均資産は731万ドル。第1位はクリントン国務長官で、平均資産は3119万ドルです。

 

米国官僚の資産透明度と比べ、「北京日報」の要求は自ら屈辱を買うのと同じです。中国では個人資産を公開できる官僚は誰一人いないからです。

 

面白いのは、「北京日報」の微博で、ロック大使の資産公開を求めた文章の前後は、同社社長・梅寧華への弁護で、主に2点です。

 

先ず、薄熙来との関係を否定する。第2は、いかに清廉なのかです。ネットユーザーらは、清廉な「北京日報社長」に個人資産の公開を求めています。梅寧華には言い訳がたくさんあるでしょう。海外メディアによると、梅社長が北京市文物局長在任中、曾慶紅、劉淇、賈慶林と共に、16億元の首都博物館新館から暴利を貪ったそうです。曾慶紅の息子は再デザインの名目で、新館の扉を全部入れ替え、5千万元のコストを追加しました。

 

この前 、ロック大使を批判した「新京報」はすでに公開謝罪しました。一方「北京日報」の攻撃は、非難の的となりました。梅社長はどうしても暇なら、国内の法制の不足でも監督したらどうでしょう。米大使からいい加減、目を離していただきたい。 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/05/15/atext700903.html.(中国語)


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