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反日デモの「暴徒」は私服警官?

2012年09月16日
【新唐人2012年9月17日付ニュース】ネット上では、前から反日デモ背後の組織者は政法委員会と中央宣伝部であるとの噂が流れています。
 
現場の写真を見てみましょう。このリーダー格の人の胸にはマイクが付いており、通話中です。湖南省のデモ隊の中には、射殺されたとされる周克華のような斜めかけ鞄姿の男性二人が現れました。一人はマイクで、一人はトランシーバーで話していますが、私服警官の様子によく似ています。これらの破壊活動を行った私服人員らは組織された同じ行動をとっており、武装警察や特殊警察と同じです。政法委の周永康は責任から逃れられません。
 
作家の天佑さんは微博にこう書いています。「ネットユーザーによると、上海の暴徒の一部は他の地方から車で市内に運ばれてきた。広州のネットユーザーによると、暴徒らは地下鉄で並んで切符を買っていて、明らかに広州地元の人ではない」 。これらの人たちは何者なのか青年団派の地盤を撹乱する目的でしょうか。
 
これらの薄熙来と毛沢東を支持する横断幕を見てみましょう。毛派は反日デモの主力でもあります。しかし彼らは知らないでしょうが、毛沢東は日本の尖閣占有を歓迎していたのです。
 
今回の騒乱で、周永康と曾慶紅の目的は三つあります。一つは十八大で政法委が降格される局面を挽回したいのです。「政法委の安定維持がないと、中国は混乱に陥る」と言いたいのです。二つ目は危機を作り出し、清算を免れるためです。三つ目は汪洋の「小さな政府と大きな社会」の改革に対し、騒乱で証明したいのが、「中国人は中共による制御が必要である。さもないと暴動が起きる」ということです。
 
9月16日の『求是』誌は周永康の文章を掲載しました。社会管理に関する文章で、自分が如何に安定維持や調和の取れた鎮圧式社会管理を行ってきたかを吹聴しています。汪洋広東書記もこの危機に気づきました。9月16日の広州のデモでは、「悲しみと憤りを力量に変え、政治改革を行おう」との横断幕を掲げました。
 
しかし、これらの騒乱は中国にとっては有害です。先ずは中国人の財産の損失、ネットユーザーは29.5億元と推定しています。次に日本車メーカーが閉まり、日系企業が撤退すると中国人の失業を招きます。ネットユーザーは青島だけでも1万人が影響を受けると推定。三つ目は中国は外交上で受動的になります。日本は今回のことで、中国政府に外交圧力を加え、日系企業と日本人の保護を求める事ができます。
 
 
本日のマイクロニュースはここまで。
 
(翻訳/坂本 映像編集/工)
 

 

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