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米研究:朝食抜きは心臓病にかかりやすくなる

2013年07月25日
米研究:朝食抜きは心臓病にかかりやすくなる

【新唐人2013年07月25日付ニュース】一般的に、一日の食事の中で朝食は一番大切だと言われています。朝食を抜いている男性は心臓発作や、命に関わる心臓病にかかるリスクが高くなることが、米国最新の研究で明らかになりました。

 

米CBSのニュース・ネットワークによると、ハーバード大学公衆衛生大学院が年配の男性に対し行った研究で、いつも朝食を摂らない人は朝食を摂る人に比べ、心臓発作のリスクが27%高くなることが明らかになりました。

 

この研究調査は45歳から82歳の男性2万7000人に対し16年間にわたって行われたもの。対象者は皆教育レベルが高い歯科医や獣医などの医学分野の専門家でした。

 

この16年の間に1527人が軽度或いは重度の心臓発作を起こしており、この中にはいつも朝食を摂らない171人が含まれていました。

 

計算すると朝食を摂らない人の7%以上が心臓発作を起こしているのです。一方、朝食を摂る人の6%近くが心臓発作を起こしているとう結果も出ており、研究員は喫煙、飲酒、肥満や高血圧などの問題を考慮し、割合を算出。朝食を摂らない人が発作を起こすリスクが27%増加することが明らかになりました。

 

また別の研究では、朝食を摂らないことと肥満、高血圧、糖尿病およびその他の健康問題は関係しており、心臓病の前兆であると警告しています。

 

研究調査は昼食についても同様に行ったが、心臓病に関係したのは朝食だけであったと、レポートの主筆を担当したハーバード大学公衆衛生大学院の博士研究員ケーヒル氏は、述べています。

 

米国では18%以上の成人が常に朝食を摂っていないと推測されており、今回の研究は、多くの人に対する「朝食を摂ることは大切」というシンプルなメッセージとなりました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/07/24/a936809.html (中国語)

(翻訳/赤平)

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