【新唐人2014年1月29日付ニュース】27日、香港当局から指名手配されていた曾偉という中国の不動産業界の富豪がサイパンに入国する際に、アメリカ国土安全保障省に拘束されました。
曾偉は2010年、香港当局によって、代理人への利益提供、「賄賂防止条例の違反」、「組織的および深刻な犯罪条例」違反の容疑がもたれています。
サイパンの地元新聞の1月28日付けの報道によると、曾偉は23日に偽造証明書で入国を試みた際、アメリカ国土安全保障省の指紋鑑定によって発覚したそうです。
ボイス・オブ・アメリカによると、曾偉は中国共産党元政治局常務委員、曾慶紅(そうけいこう)の息子であり、オーストラリアに3240万オーストラリアドルの豪邸を購入したと海外メディアによって頻繁に報じられていました。
一方、中国の「財新網」によると、曾偉はかつて香港メディアに文章を掲載し、「元政治局常務委員との血縁関係はない」と説明したことがあるそうです。
浙江省で新たなH7N9インフル
中国メディアによると、1月28日、浙江省でH7N9型鳥インフルエンザの感染者が新たに4人確認されました。浙江省では、年明けからすでに53例の感染が確認されています。また、死亡例は24日に発表した1例から12例に急増していることから、地元市民は当局の情報隠蔽を疑っています。
大紀元時報記者の調査によると、浙江省の病院は最近、受診患者で溢れ、入院するには並ばないといけないそうです。寧波(ねいは)市のある病院では数百人が入院を待っているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/29/atext1053026.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)