【新唐人2015年1月27日】アメリカ神韻芸術団による世界ツアーが各地で行われていますが、自国の伝統文化を外国の地で鑑賞する中国人はどんな思いなのでしょうか。
アメリカに留学中の麦(ばく)さんは、ネット上で神韻公演の情報を知り、友人2人を誘って、メリーランド州から車でニューヨークに駆けつけ、リンカーンセンターでの公演を鑑賞しました。特に印象深かったのが、伝統文化が生き生きと再現されていることだといいます。
神韻の舞台で再現されている多くの物語は、中国人にとっては馴染み深いものばかりです。その分、ダンサーの表現力を見る目も厳しいのです。
中国人留学生 麦さん
「『三国演義』の『草船借箭』の物語ですが、ダンサーは細部までよく表現できていました。諸葛孔明が怖がる魯肅を引っ張って、曹操の軍営に着くと、魯肅を引っ張って外に向かって走るのですが、魯肅のふらふらする様子と顔の表情が状況をとてもよく表しています。また『水滸伝』の最後の場面、林沖がやむなく梁山泊に入る時の最後のシーンがとてもよかったです。夕闇が広がり、雪が舞い、勇士の固い決心をよく表現しています」
二胡の演奏に、最も感動させられたと語ります。
中国人留学生 麦さん
「最も印象深いのが二胡の独奏です。ピアノ伴奏があり、伴奏は時には速く時には緩やかですが、二胡は中国人や東洋人の内なるものをよく表し、緩やかで優雅です。激しさはありません」
公演を鑑賞した多くの西洋人観客も喜びをあらわにしました。
小児科医 Thabet Sabanoさん
「中国文化について知りたいのなら、言葉は必要ありません。神韻を観ればいいです。芸術で全てを表現しています」
ソフトウェアエンジニア Blake Schillerさん
「神韻を観るべきです」
神韻芸術団の日本公演は、4月15日から21日まで兵庫県西宮市と東京で行われます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/22/a1171099.html中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)