【新唐人2015年1月29日】中国江蘇省徐州市で陳という男と愛人の女が作った偽札が全国に出回っている。2人は去年8月、27台の印刷機で600万元あまりの偽札を作成した。偽札は5元、10元、20元の少額紙幣で、キクラゲの段ボール箱に詰められて中国各地に発送されたという。
中国メディアによると容疑者らは河北省廊坊市にある物流会社内で27台の印刷機を使い偽札を作成していた。部屋の隅には印刷済みの偽札が山積みにされており、別の部屋には偽札用の紙が山積みにされていた。
2人の容疑者は去年8月から偽札を作り始め利益を得ていた。偽札の作り方や必要な設備についてはインターネット上で調べ、印刷機や偽札用の紙等もインターネット上で購入したという。
偽札は裁断していないまま、お土産品として各地に発送。小額紙幣を選んだ理由として、小額紙幣なら使うときにわざわざ本物かどうか確かめる人は少ないからと話した。
2人は4か月余りの時間で総額600万元もの偽札を作り、100万元あまりの利益を得ていた。現在偽札は中国全国で出回り、偽札を購入した10名あまりがすでに逮捕されている。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/01/22/a1171087.html (中国語)
(翻訳/佐久間)