【新唐人2015年04月22日】4月20日、アメリカとフィリピンは15年ぶりの規模となる合同軍事演習を行いました。中共が南シナ海で勢力を拡大している今、アメリカはアジアにおけるパワーバランスを崩さないという決意を示しました。
アメリカとフィリピンの合同軍事演習は今年空前の規模で行われ、1万1000人以上のアメリカ軍およびフィリピン軍の兵士が10日間の軍事演習に参加しました。
今回の軍事演習は、アメリカの新たな軍事計画の一部です。その計画によると、米軍はアジア太平洋地域にさらに多くの艦船や航空機を配置し、5年以内に、アジア太平洋地域の12か国で29回、軍事演習を行います。
在フィリピンアメリカ大使館
「米国は同盟国との約束を守ります。アジア太平洋地域の最も古い同盟国フィリピンのことです。オバマ大統領が言うように絶対です」
フィリピンは、南シナ海で勢力を拡大する中共に対抗するため、アメリカに実質的な支持を求めていました。
中共は、南シナ海に浮かぶ南沙諸島で滑走路の建設を進め、フィリピンやベトナムの不安を招いています。アメリカのオバマ大統領は、中共は強大な軍事力を盾に、領有権争いのある海域で小国を脅かしていると指摘しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/04/21/a1191856.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)