【新唐人2015年06月12日】周永康に無期懲役が下されたことについて、専門家は判決が軽すぎると指摘しました。その原因として、周永康の背後の勢力が大きく反発したため、あるいは周永康が当局と取引をした可能性が考えられます。
1 刑が軽すぎる理由
「北京の春」編集長 胡平さん
「無期懲役は軽すぎます。当局が発表した罪状だけでも軽すぎます。しかも周永康の罪はこれにとどまりません」
評論家 陳破空さん
「周永康の3つの罪状のうち、1億2977万元の収賄だけでも死刑には十分です」
中国問題専門家 文昭さん
「当初の予測は最も重くて死刑、最も軽くて無期だったので、最も軽い判決でした」
2 刑が軽い理由 憶測を呼ぶ
「北京の春」編集長 胡平さん
「やはり習近平が王岐山を粛清しようとして、反発に遭っているのでしょう。彼らの勢力はまだ強大です」
香港の雑誌「動向」編集長 張偉国さん
「周永康はすでに『死んだトラ』です。背後の勢力がなかったら、死刑は十分にあり得ます」
評論家 陳破空さん
「周永康事件は憶測を呼んでいます。周永康は死刑を免れるために、多くを暴いたとか、大物の後ろ盾を白状したとか、それで減刑された可能性もあります」
中国問題専門家 文昭さん
「周永康の罪状は重いものを避けたので、判決も軽くなりました。罪を認め控訴しないことが交換条件だったのでしょう。背後にもっと多くの取引があったのか、今後の展開に注目していくべきです」
3 反腐敗の終わり? それとも始まり?
評論家 陳破空さん
「これで終わりにして、悪を除けなければ、習近平自身が窮地に陥ります」
「北京の春」編集長 胡平さん
「トラを始末しなければ自分が襲われます。これは明らかです。ひと段落したようですが、もっと激しい闘争はこれからでしょう」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/12/a1203199.html (中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)