【新唐人2015年08月24日ニュース】
22日、中国・山東(さんとう)省淄博(しはく)市の化学製品工場で大規模な爆発事故が起きました。
工場から距離が最も近い民家は1キロしか離れておらず、周辺にある多くの民家では、窓ガラスが衝撃で破損しているほか、周囲5キロメートルで揺れを感じたそうで、この爆発で工場の従業員1人が死亡、9人が負傷しました。消防によると、アクリロニトリルという有毒の化学物質が爆発の原因と見られますが、詳しい原因は調査中だそうです。
地元住民によると、爆発現場への道路は警察により封鎖されたほか、ネットからも爆発の関連情報が削除され、情報規制が行われているそうです。
ボイス・オブ・アメリカの報道によると、北京で検査を受けた124
軒の化学工場のうち、85軒が安全性に問題があり、検査を受けていない工場も含め、中国の化学工場のリスクは極めて高いと考えられます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150822/video/154799.html(中国語)
(翻訳/赤平)
山東省,爆発事故