【新唐人2016年10月30日】
韓国の朴槿恵大統領の腹心とされる崔順実氏が国政に干渉していた問題が拡大しており、朴大統領への支持率が就任以来最低となっているほか、韓国の検察当局が調査を開始しました。
朴大統領が演説原稿を親しい友人の崔順実氏に校閲させていたことは国家機密漏えいの疑いがあるとの報道を受け、朴大統領は25日、これを事実と認めて国民に謝罪しました。
崔順実氏はさらに朴大統領の権力を借りて、韓国の財団から寄付をさせていたほか、崔順実氏の娘を名門の梨花女子大学に入学させていたことも発覚し、同大の教師と学生が集団抗議を行い学長が辞任する騒ぎにまで発展しています。最新の世論調査では、朴大統領に対する支持率は17.5%にまで下がり、就任以来最低となりました。
学生 金さん:「崔順実に関する報道がたくさん出ていて本当か嘘か分からなかったけれど、疑惑が真実だということが明らかにされました。朴政権が第三者に支配されていたことに、国民はみな失望しています。」
韓国国民:「国会は事件を隠蔽しようとしているから、国民は早く目を覚まし行動を起こさなければなりません。」
学生 徐さん:「この事件について国民は何も知りませんでした。今、こんなにも多くの問題が明らかにされており、ほかにどんなことが隠されているのか、何が明らかにされるのか。」
韓国の検察当局はこの件に関して「特別捜査本部」を設置することを決め、朴大統領の影の腹心が国政に関与していた問題を調査します。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/10/29/a1293802.html(中国語)
(翻訳/白白 ナレーター/淳萌 映像編集/李)