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世界を侵食する「共産主義イデオロギー」

2011年09月26日
 
【新唐人日本2011年9月27日付ニュース】最近、米国ワシントンのケネディセンターでは、中国の文化大革命時のバレエ劇が上演され、物議を醸しています。近日、海外26の民主化運動組織や民間団体が、中国当局の共産主義イデオロギーの輸出に抗議する公開書簡を発表。24日には、抗議集会が行われました。
 
中国民運海外聨席会議主席 魏京生氏
「彼らが行っているもの、「紅色娘子軍」などはイデオロギーの浸透で、イデオロギーの宣伝です。なので、その芸術性だけを見て、そのイデオロギーを見ないことはありえないです。演目を見る過程で無意識にその宣伝を受け入れてしまいます」
 
電話取材
縦覧中国編集長 陳奎徳氏
「これは当然 共産党の宣伝品です。しかも歪曲された中国近代史に対する共産党イデオロギーの描写です」
 
ケネディセンターで上演されているバレエ劇・紅色娘子軍は、文化大革命時の典型的な“模範劇”で、共産党当局が長年洗脳教育に用いた作品です。今回、“国家芸術”の名目で、共産党の暴力文化をそのままアメリカの芸術領域に持ち込みました。
 
人権組織「R.E.A.L」責任者 Jeffrey Imm氏
「これは米国人の共産主義暴力と弾圧に関する間違った態度を世界に発信しています」
 
人権組織“R.E.A.L”はウェブサイトに声明文を発表しました。“我々は、共産主義の暴力への賛美を拒否し、中国共産党の弾圧への美化を拒否する。我々は、このバレエ劇が発信する暴力と弾圧の情報を拒否する。”
 
中国民主党主席 王軍氏
「ランランがホワイトハウスで、米国をけなす曲を演奏した時と同様。共産党は小手先のわざを政治に持ち込んでいます」
 
中国民運海外聨席会議主席 魏京生氏
「今ケネディセンターのこの事は憚る事無く宣伝するまで至っています。タイトルさえそのままで、文革時のものをそのまま演じるのです。中国人さえ見ない、イデオロギーを宣伝するものです。ケネディセンターはこんなものまで受け入れ、状況は非常に悪いと思います」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 
 

 

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