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韓国の新人権団体 「強制送還ちょっと待った」

2011年09月29日


【新唐人日本2011年9月30日付ニュース】韓国政府は近年、立て続けに中国籍法輪功学習者10人を強制送還。この事は国際社会で注目され、非難の的となりました。近日、韓国では強制送還問題の解決を趣旨とする新たな人権団体が発足されました。

26日、韓国の国家人権委員会で人権組織“国境なき人権”が発足されました。

韓国政府は過去2年間、10人の中国籍法輪功学習者を強制送還。近日、法務省職員が深夜に学習者の自宅に押し入り、手錠をかけ強制連行しました。このことを受け、韓国の人権団体が立ち上がりました。

「国境なき人権」議長 康祺宗さん:「大統領は韓国のイメージに損害を与え、我々は国際社会において、世界の市民と出る顔がありません。特に今回のような逮捕事件、二度と起きないようにすべきです」

脱北者支援に尽力している徐京錫牧師は、脱北者支援を通じ、自分の良識が法輪功に対する人権侵害に沈黙できないと感じたので、この人権組織に参加したと述べました。

韓国キリスト教総連合会人権委員長 徐京錫さん:「今 我々韓国人は毅然と立ち上がり、中国政府を声高に非難しなければなりません」

韓国の軍事政権時代に民主化運動に参加したことのある朴さんは、かつて三回刑務所に入れられ、迫害を受けたそうです。その時の海外の人権活動家からの支援は、後の韓国の変化に重要な役割を果たしたと述べます。

海外韓民族振興会会長 朴啓東さん:「思想と良心の自由 身体の自由、居住や移動の自由は譲れない、最も基本的なものです。それが保障できないといかなる国家や体制も正当化できません」

国境なき人権は今後、法輪功難民の救援および中国の人権改善のため、署名活動を展開する予定だそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/09/27/a594551.html.

(中国語)



 

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