【新唐人日本2011年10月14日付ニュース】訪米中の韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は13日、米国上下両院合同会議で演説を行いました。一方、会場の外では法輪功学習者らが横断幕を掲げて、二日続けて平和的な抗議を行っています。
13日午後、ホワイトハウスでの記者会見の後、李大統領は、バイデン副大統領とクリントン国務長官主催の昼餐会に出席。その後、上下両院合同会議で演説を行いました。
李大統領は、米国会で米韓自由貿易協定(FTA)実施法案が可決されたことに歓迎の意を表明し、相互利益の関係を築く歴史的成果だと述べました。
また、朝鮮戦争後の60年を振り返り、韓国の今日の平和と繁栄はアメリカの長年の支援と切り離せないとし、謝意を表明しました。
また、両首脳会談では米韓同盟の重要性を再確認し、これからも緊密に協力していく事で一致したと述べました。
また、米韓同盟は朝鮮半島および東北アジアの平和と安定に欠かせないとし、北朝鮮については、挑発行為をやめ、非核化を実現すべきだと述べました。
一方、会場の外では、法輪功学習者らが二日目の抗議活動を行っています。中国語、英語、韓国語で書かれた横断幕で、国連公約を守るよう訴えています。
演説の中では米韓同盟の共同価値観を強調した李大統領。しかし、法輪功問題においては、中国当局の政治圧力のもと、自由と人権を守る価値観を貫くことができるかどうか、試練が待ち構えています。
新唐人テレビがお伝えしました。