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西安の飲食店で爆発事故 死傷者多数

2011年11月16日
【新唐人日本2011年11月17日付ニュース】中国陝西省西安市で14日午前7時半すぎ、爆発事故が発生しました。多くの通行人が巻き込まれ、9人が死亡し、37人が負傷しました。飲食店のプロパンガスのガス漏れが爆発の原因と見られています。現場の救助作業はすでに終了しています。
 
中国メディアの報道によると、14日午前7時37分、西安市南郊に位置する建物の1階の軽食店で突然、爆発が発生。事故の時間帯がちょうど通勤通学の時間帯と重なり、多くの通行人が巻き添えになりました。
 
目撃者によると、爆風は近隣のバス停の看板を吹き飛ばし、路上の車を10メートル以上巻き上げたそうです。多くの通行人や登校中の児童らも負傷。ネットの書き込みによると、登校中の児童1人および飲食店の2階にある足浴店で8人が死亡。現場の救助作業は10時40分まで続き、34人が現在、治療を受けているそうです。
 
爆発の原因は飲食店が使っていたプロパンガスのガス漏れが疑われていいますが、最終確定はされていないそうです。現場の悲惨な状況が、爆発の威力を物語っています。
 
地元住民 寇さん
「一帯が廃墟です。ガラスの破片が散乱し、2~3km先でも爆発音が聞こえました。向い側の銀行のガラスも全部割れました。バスの窓ガラスまで割れました。ものすごい威力でした」
 
我々は負傷者が搬送された西安市内の各病院に電話をかけましたが、ほとんどの病院が上層部の許可が要るとし、取材を拒否しました。西安交通大学病院だけが状況を教えてくれました。
 
西安交通大学病院 急診科
「負傷者4人を受け付けました。男性1人が重傷です」
 
地元住民は、関連の管理部門の検査が行き届いていれば、事故は予防できたはずだと述べました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 

 

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