HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

「パンダ外交」記者会見 新唐人記者入れず

2011年12月06日
 
【新唐人日本2011年12月7日付ニュース】中国のジャイアントパンダが、イギリス・スコットランドに到着し、多くの主要メディアも駆けつけるほど、賑わいをみせました。そんな中、エディンバラで開かれた記者会見で、主催者は新唐人記者の入場を拒否しました。イギリスからの報道をご覧ください。
 
2頭のジャイアントパンダは4日、無事スコットランドに到着。四川省ジャイアントパンダ保護研究センターから送られたオスのヤングァンとメスのティエンティエンは、エディンバラの動物園に10年間、およそ7300万円で貸し出されることになりました。
 
エディンバラで開かれた記者会見には新唐人記者も招待を受け、参加。しかし、中国領事館の職員が記者名簿に目を通したあと、主催者側は招待を取り消すと告げ、新唐人記者の入場を拒否。その後、何の説明もありませんでした。
 
新唐人テレビはニューヨークに本部を置く独立メディアで、中国の人権問題などに対し客観的な報道を行っているため、中国当局から目の敵とされてきました。
 
記者会見の会場にいたほかの主要メディアの記者は、主催者側の行動に驚きを示しました。
 
中国当局はここ十年間、すでに十数頭のパンダを外国に貸し出しています。パンダはすでに中国外交の重要な道具となり、貸出には首脳級の機密会談が行われていたそうです。
 
2006年、中国当局は台湾にパンダ2頭を貸し出しましたが、その名前は“ダンダン(団団)”と“エンエン(円円)”、合わせると“一家団欒”という意味で、台湾統一の政治意図が映し出されています。
 
パンダの到来に沸きあがっているスコットランドの市民には、中国当局の政治的意図がどう映っているのでしょうか。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 

 

トップページへ