【新唐人2011年12月13日付ニュース】失踪からすでに5年が過ぎたアメリカ連邦捜査局、FBIのある元捜査官。家族でさえ、もう亡くなったと思っていましたが、最近、家族が受け取った本人の動画と写真から、まだ生きていたことが分かりました。アメリカ政府も当日、元捜査官の救出への強い決意を表明しました。
FBI元捜査官 ロバート・レビンソン氏:「拉致されて3年半になります。健康状態が良くありません。糖尿病薬ももう尽きます」
アメリカ政府に対し、犯人に身代金を支払うよう求めたものの、自分がどこにいるのか動画では漏らしていません。
家族もネットに動画の一部を流し、解放の条件を教えてほしいと、拘束グループに訴えました。
2007年、調査任務のためにイランに向かった後、消息が途絶えたレビンソン氏。イランの情報機関につかまったとアメリカ政府はみていましたが、有効な手がかりは見つかりませんでした。
動画の公開を受けて、アメリカ国務省の報道官は、事件への関心を表明しました。
米国務省 ビクトリア・ヌーランド報道官:「ずっと我々は多くの政府とこの件の情報を共有しています。我々にできることは何か、FBIはすでに手がかりをつかみました。動画の公表で更なる手がかりが得られることを望みます」
レビンソン氏が無事に帰還できるよう、FBIはすでに家族と協力していると報道官は強調。多くの情報を得るため、アメリカ政府は、スイスを通じてイラン政府と接触してきました。
今年3月にも、クリントン国務長官はイランに対し、レビンソン氏に関する情報を提供するよう呼びかけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
失踪5年-前FBI特工录像求救.html (中国語)