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米記者「米国は中国に対して無知すぎ」

2012年02月20日
 
【新唐人日本2012年2月20日付ニュース】習近平次期指導者の訪米期間中、我々は王立軍亡命事件の暴露記事を書いたワシントンタイムズのビル・ガーツ(Bill Gertz)記者を取材しました。ガーツさんは、アメリカは中国についてあまりにも無知だった事が浮き彫りになり、真相暴露は非常に重要だと述べました。
 
ワシントンタイムズのビル・ ガーツ 記者は、王立軍が成都の米領事館に助けを求めた詳細状況を報道。アメリカ政府関係者からの情報によると、王立軍が提供した資料の中には、重慶市書記・薄煕来と政治局常務委員周永康の腐敗に関する証拠資料などが含まれ、また、二人はぐるになって習近平次期指導者からの権力奪取も計画していたそうです。
 
目下、米議会外交事務委員会のイリア­ナ・ロス・レイティネン(Ileana Ros-Lehtinen)主席が、国務院に王立軍が提供した資料の提供と委員会に対する報告会を要求。
 
ワシントンタイムズ ビル・ ガーツ 記者
「下院外交委員会が資料の提供を求めると、国務院は従わないといけません、同時に報告会を行います。内容を公開するのかはわかりません」
 
情報によると、王立軍が提供した資料の中には、法輪功学習者からの生きたままの臓器狩りや死体売買など、大量の迫害資料も含まれているそうです。
 
ワシントンタイムズ ビル・ ガーツ 記者
「中国の真相を暴くのは重要です。でも米政府はあまりしたがりません、中共を怒らせたくないのです。これも王氏の亡命を認めなかった原因です。習近平の訪米直前は特にそうなのです」
 
白熱化する共産党内部の内輪もめ。ガーツさんは、アメリカは中国の内部事情に対し、あまりにも無知だった事が今回の事件で浮き彫りになったといいます。
 
ワシントンタイムズ ビル・ ガーツ 記者
「王立軍事件には権力闘争が絡んでいますが、我々はそれに対し、はっきりした認識がありません。この事件から注目すべき事は、中国内部事情にあまりにも無知なことです。異なる方法で王立軍事件を処理したら、中共内部の動きが分かる機会が増えるでしょう」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 
 

 

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