【新唐人2010年4月27日付ニュース】4月26日、イギリス最高裁判所は中国製「毒ソファ」の公聴会を開催。
協議の末、DMFでカビ防止処理をした皮製のソファを販売した被告の小売業者が、2,000万ポンド(日本円で約27億円)を被害者に支払うことで合意しました。
集団訴訟に参加した1,600名あまりの被害者は、一人あたり1,175ポンド~9,000ポンド(日本円で約18万~130万円)の賠償金を獲得。賠償金は小売業者の保険会社が支払います。
(注: 家具における防カビ剤などの用途として使用されるフマル酸ジメチル(DMF)の健康被害を受けて、EUでは2009年5月1日、フマル酸ジメチルの使用を制限する規制を発表しました。)