【新唐人日本2012年5月9日付ニュース】「投名状」とは「水滸伝」に由来し、林沖が水滸に加入するとき、人を殺し、その頭をもって加入が許されます。忠誠心を表す以外、更に重要なのは、皆が互いの犯罪証拠を握っているので、後に裏切るのを防ぐのです。
このような「投名状」現象は、中共システムでも現れています。土地改革がまさに「投名状」です。清華大学歴史教授によると、暴力的な土地改革は、農民の「投名状」上納なのです。1947年4月、劉少奇が晋察冀中央分局の会議でこういいました。「再検査を中心に党、政府、軍、民の力を動員し、徹底的に行う。徹底的にやるとは、一部の人が死ぬことです。負担も重くなるが、農民も甘んじて、兵士拡張も容易になる」。つまり 劉少奇は農民たちに地主を殺させ、血の債務のある農民は仕方なく共産党のために働き、軍隊に入り、死も惜しまないのです。
投名状は現在の共産党の中でも現れています。江沢民系の核心勢力の投名状は、法輪功学習者に対する血の債務です。なぜ羅幹は政法委員会書記の職位を周永康に譲ったのか?周永康はまたなぜ薄熙来を後継者に選んだのか?彼らはみな法輪功への迫害に加担し、海外で提訴され、みな血の債務があるので後継者に清算されないのです。
では、 頭を上納したら、「投名状」は非難されずに済むのでしょうか?いいえ、善悪には報いがあります。たとえば、劉少奇。土地改革を指揮していた時は徹底的にやりました。一部地主は、土地を差し出すことで命を守ろうとしましたが、劉少奇はそれを許さず、徹底的にやりました。批判闘争で多くの地主を殺しました。後の文革が発生し、毛沢東に批判され、「主席をやめて、延安に戻り農作業をしたい」と申し出ても、毛沢東は許さなかったのです。劉少奇が死ぬまでです。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/27/atext692713.html.(中国語)