【新唐人2012年10月20日付ニュース】中国のソーシャルメディア最大手・騰訊(テンセント)のコミュニケーションアプリ“WeChat”(ウィーチャット)が10月18日、台湾市場への進出が決まりました。これに対し、台湾の業者はアプリをスマートフォーンにダウンロードした場合、ユーザーのメールなどがテンセントによって監視される可能性があると、懸念を示しています。
騰訊で有名なのが、インスタントメッセンジャーのテンセントQQ。中国当局に協力して当局が定めたいわゆる敏感なキーワードを検閲することでも有名です。北京のユーザーによると、“趙紫陽”、“薄熙来”、などが含まれた情報を発信した際、“敏感なキーワードが含まれているため、調整後再送してください”とのメッセージが表示されたそうです。“WeChat”アプリを入れることによって、中国当局のファイアウォールや監視ネットワークに自ら参加することになると、業者は警告を発します。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)