【新唐人2012年12月10日付ニュース】近日、フォーブス誌が“2012年最も影響力のある人”71人を発表しました。1位は昨年に続いてアメリカのオバマ大統領。中国の新指導者・習近平氏は9位に選ばれました。この結果は、中国のネット上で話題となりました。
12月6日、フォーブス誌は世界の人口71億人の中で最も影響力があり、力のある71人を選出しました。トップ3はアメリカのオバマ大統領とドイツのメルケル首相、およびロシアのプーチン大統領です。中国の新しい指導者・習近平総書記が9位、李克強副首相が13位に選ばれました。
このランキングは中国で話題となり、ネットユーザーらが盛り上がっています。多くのネットユーザーが“北朝鮮の金デブが1位になるべきだ”とつっこむなか、“習近平が1位になるべきだ。習近平はやりたい事を何でもできるが、オバマ大統領は国会の許可がないと何もできない”との書き込みも見られました。
こんな書き込みもあります。“オバマがなんだ? 中国じゃ村の幹部でさえ嫁が何人もいるし、億単位の横領ができる。オバマとドイツの総理にできるのか?”
中国の弁護士・李天天さんも、何の制御も受けない独裁国家の指導者のほうが1位になるべきだと述べます。
中国の弁護士 李天天さん
「習近平の権力が最も大きいはずです。中国を民主化することも、中国から民主を奪うこともできます。彼が1位になるべきです。オバマ大統領の権力は同じレベルではありません」
今年ランクインした中国人および華人は全部で8人。習近平氏と李克強氏のほか、香港の富豪・李嘉誠氏、中国投資有限責任公司の楼継偉会長、台湾の富豪・郭台銘氏、世界保健機関WHOの事務局長マーガレット・チャン氏、中国最大の検索エンジン百度(バイドゥ)の創業者・李彦宏氏がランクインしました。
あるネットユーザーはこうつぶやきます。“去る者は日々に疎し。去年は胡錦涛主席が3位、温家宝首相が4位だったのに、今年2人ともランク外なのか”
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工