【新唐人2013年1月28日付ニュース】2013年の中国新年は2月10日。1月26日、中国では年に一度の旧正月帰省ラッシュが始まりました。中国交通部によると3月6日までの40日間に鉄道、道路、飛行機などで移動する人数は過去最高の延べ34億人に上るそうです。一方、切符の入手困難は今年も依然として解決されない難題のままです。
今年の中国新年の交通機関の輸送量はのべ34億人を超え、うち2億2500万人が鉄道、3550万人が飛行機、31億4000万人が長距離バスなどの交通機関を利用すると予想されています。
中国鉄道部門と各大手航空会社は、列車やフライトの増発で膨大な需要に対応しようとしています。しかし、鉄道部の官僚は、鉄道輸送は旅客数の対応に窮していることを認めました。
長距離バスなど、道路の利用者数は3.14%の増加が予想され、帰郷を急ぐ2億5000万人の在外労働者の存在が道路の輸送圧力をさらに激化させています。
例年同様、最も人々の関心を集めているのが鉄道による輸送です。今年は切符のネット販売が2年目を迎え、切符の入手が困難な現状から様々な“切符購入裏技ソフト”が出現しています。しかし、ネット購入に詳しくない出稼ぎ農民工たちは、やはり窓口で何日も並び、切符を購入するしかありません。一方、ネット上では座席のない乗車券の半額割引きを呼びかける活動が盛んに行われていますが、鉄道部による回答はありません。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/松本 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)