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上海の弁護士 江沢民一家の汚職腐敗を暴露

2013年06月11日

【新唐人2013年06月11日付ニュース】2003年に上海の人気エリア“東八塊”のマンションの住民が立ち退きを迫られた際、住民のために弁護を行った上海の人権派弁護士・鄭恩寵(てい おんちょう)さんがこの頃、再び江沢民一家の汚職問題を暴露しました。鄭弁護士によると、「東八塊」の土地は結果的に再び江沢民一家の手に落ちることになるとし、江沢民一家の罪を清算するよう呼びかけます。

 

鄭弁護士によると、5月21日の“上海東方早報”の報道では、8区画に分けられた「東八塊」の1区画の入札が6月28日から始まり、スタート価格は34億元。報道によると、このエリアには静安(せいあん)土地管理センターと上海地産(ちさん)集団が共同出資するそうです。

 

鄭弁護士は、競売情報を公開することは商業秘密に違反し、またこうすることによって、結局「東八塊」が再び江氏一家の手に落ちることを意味すると示します。

 

人権弁護士 鄭恩寵さん

「この土地は誰の手に落ちるのか、李嘉誠は無理だから。結局上海地産集団の手に落ちます。上海地産集団の背後にいるのは一体誰なのか?江沢民の次男、江綿康です。今の中国は官僚と経済界が完全に癒着しています」

 

鄭弁護士は、上海当局が「東八塊」を再び競売にかける目的は、一つは上海派閥(はばつ)の罪をもみ消すためで、もう一つは米中首脳会談の前に、習近平主席を困らせるためだと考えます。

 

人権弁護士 鄭恩寵さん

「5月21日に突然この情報を公開したのは完全に政治的狙いのためです。習近平主席に対し、『東八塊の損失は既に挽回した。江沢民の息子の汚職は根も葉もないことだ。権力を握ったからと言って、上海派閥を崖っぷちまで追い込むな』と脅しをかけているのです」

 

上海派閥の汚職問題に詳しい鄭弁護士は再度、江沢民一家の罪を清算するよう呼びかけます。

 

人権弁護士 鄭恩寵さん

「この体制に期待している人はもういません。民衆の心の中ではすでに彼らへの清算が始まっています。カンボジアのクメール・ルージュのように、いつかは国際法廷の清算を受けます」

 

鄭弁護士の話によると、「東八塊」エリアの8区画は2002年に上海屈指の富豪・(しゅう)正毅(しょうき)氏の名義で上海市と契約が結ばれましたが、うち2区画はそれぞれ江沢民の長男と次男の所有となったそうです。2003年5月、「東八塊」エリアの立ち退きを迫られたマンションの住民らのために鄭弁護士は周正毅氏を告訴。周氏はその後逮捕されましたが、鄭弁護士も中国当局から「国家機密漏洩罪」の罪を着せられ、数年間服役させられました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/10/a912120.html(中国語)

(翻訳/杜 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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