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当局隠蔽か 殺人虫の恐怖――「マダニ」全国に拡大か

2010年09月13日

【新唐人2010年9月14日付ニュース】中国の河南省で、「マダニ」に刺されて亡くなる事件が多発していますが、山東省の蓬萊市(ほうらいし)でも死者が出ているようです。ただ情報が隠蔽されていると住民は訴えます。

情報によると、山東省の蓬萊市では30名余りがマダニに刺されて死亡。蓬萊市のある病院では、マダニに刺されて亡くなった患者は11人に上ったそうです。
 
地元の住民によると、今年6月からマダニによる死者が出ているそうです。最初は風邪の症状と似ているので、誤診や治療の遅れが見られます。
蓬萊市・於家村の住民
「村のじいさんはマダニに刺されて死にました。高熱が出て、入院して5日目に死亡。村中がおののいています」
 
蓬萊市・北李荘村 住民
5人死にました」
 
しかし、「マダニ」による死亡だとは地元の病院も認めていないため、地元はパニックになっているそうです。
 
蓬萊市・北李荘村 景さん
「脱力感に、血小板や白血球の減少。たぶんマダニですが、確定例はないです」
 
ただ当局は、言葉を濁します。
蓬萊市疾病センター 職員
「マダニの件は知りません」
 
資料によると、近年、河南省や山東省だけでなく、中国の広い範囲でマダニによる死者が出ているそうです。
 
新唐人テレビがお送りしました。http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/09/11/a429065.html#video
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

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