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薄熙来被告の2審判決 1審判決支持

2013年10月25日
薄熙来被告の2審判決 1審判決支持

【新唐人2013年10月25日付ニュース】収賄と横領、職権乱用の罪に問われた元重慶市共産党委員書記・薄熙来被告に対する2審の判決公判が25日、山東省高級人民法院で開かれた。外界の予想通り、同法院は無期懲役とした1審判決を支持した。一方の薄熙来被告は、笑みを浮かべて判決の宣告を聞いていたという。

 

25日午前10時、山東省高級人民法院で行われた2審の判決公判では、薄熙来の上訴が棄却され、無期懲役判決が確定した。

 

北京の弁護士 謝燕益さん

「新しい刑事訴訟法に基づくと、2審は当事者が上訴する限り、法律に基づいて公開審理を行わなければなりません。しかし、公開審理はなく、直接判決がくだされました」

 

2審の審理の過程は公開されず、書面審理の方法で裁決が行われた。新華社が発表した写真を見ると、出廷した薄熙来被告は手錠をはめて、落ち着いた表情で笑みを浮かべている。

 

東南大学の法学教授張賛寧さんは、これは薄熙来が2審の判決結果を事前に知っていたからだと考えている。

 

東南大学の法学教授張賛寧さん

「1審判決に不服を示したのは上訴に希望をもったからではないでしょう。薄熙来案件は政治案件として判決を覆す可能性はない。上訴しても無駄なのです」

 

薄熙来の上訴については、国内外の法律専門家からは1審判決が覆される可能性は低いと見られていた。

 

東南大学の法学教授張賛寧さん

「この結果は予想通りです。中共の司法は公立ではありません。判決も裁判所ではなく、長老らが下すものです」

 

今年8月22日から25日まで、済南市中級法院は5日間にわたるマラソン公判を行い、9月22日、収賄と横領、職権乱用の罪で無期懲役およびすべての個人財産没収の1審判決を下した。






















(ネット写真

(翻訳/坂本)

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