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天安門車炎上事件 外国記者の取材妨害を非難

2013年10月30日

【新唐人2013年10月30日付ニュース】北京の天安門広場で28日に発生した車の爆発炎上事件では、6人の香港記者が中国当局に一時拘束され、外国メディアの取材も阻止されました。このことを受け、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、中国当局に報道の自由への抑圧を直ちに止め、事件の真相を公表するよう促しました。

 

28日、北京の天安門広場で車の爆発炎上事件発生後、香港記者6人のほか、AFP通信やBBCなどの記者も一時警察当局に拘束されました。国際ジャーナリスト連盟の胡麗雲(これいうん)さんによると、外国記者らはファイル伝送時も妨害を受けたそうです。

 

国際ジャーナリスト連盟アジア太平洋地区中国部門マネージャー 胡麗雲さん

「彼らは奇妙な現象に気づきました。ネット接続ができない。接続できても、ファイルをメディアに転送するのに、非常に時間がかかるのです」

 

このほか、中国当局はメディア各社に統一原稿を使用するよう命じているそうです。11月9日から中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)を控え、当局が神経を尖らせすぎているとの批判の声が外国メディアから聞かれています。胡さんも中国当局が真相を隠蔽し、報道の自由を抑圧していると非難します。

 

国際ジャーナリスト太平洋地区中国部門マネージャー 胡麗雲さん

「人の命と関わる事件で、5人死亡38人負傷だけの問題ではありません。このような恐ろしい事件が他の所でも発生するのではないか、市民には自分の命を守る権利があるはずです」

 

北京の人権活動家・胡佳さんによると、イギリスの記者が事件の目撃者に連絡を試みたところ、ミニブログ(微博)がブロックされたそうです。共産党はまさに国内外に余すことなく自身の醜い嘘偽りの姿をアピールしているのだと胡佳さんは非難します。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/10/30/atext993582.html(中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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