【新唐人2013年11月29日付ニュース】55人が死亡した山東省青島市のパイプライン爆発事故から、約1週間が経ちました。恐怖におびえるおよそ100人ほどの住民が、27日、政府に住居の移転を求めたものの、当局の武装警察に鎮圧されました。
26日午後3時頃、現場付近の住民が政府庁舎前に集まり、「移転を強く求める」「我々は爆弾の上に住んでいる。移転させろ」などの横断幕を掲げて、移転を求めました。
政府庁舎の向かいのホテル従業員
「抗議者は解散させられました。人数は分かりません。今 警察が巡回中です」
22日に起きたパイプラインの爆発事故で55人が亡くなったと当局は発表しましたが、少なくとも100人は亡くなったという情報もあります。
被害の最もひどかった地区に住む趙(ちょう)さんは、「当然、移転を支持する」と述べました。
被害地区に住む趙さん
「当然 移転を支持します。恐ろしくて住んでいられません。何かあったら どうします?毎日 不安でよく眠れません」
趙さんは我々の取材に対し、26日から武装警官が通りで警戒していると漏らしました。週末に大規模デモが行われるとの情報もあります。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/27/a1013047.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/蒋)