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世界チャンピオンが盗掘リーダーに

2012年08月26日
【新唐人2012年8月27日付ニュース】世界少年卓球大会の元チャンピオン周小兵が先日、墓荒しのリーダーとして逮捕され、安徽省定遠県の裁判所に懲役11年の実刑判決を言い渡されました。これについて中国の人々は、当局がスポーツ選手を金メダル受賞の機械としてだけ育成し、文化や道徳面においての教育が欠如しているため、このような事件が起きても不思議ではないと話しています。
 
安徽省滁洲定遠県裁判所は8月15日、“古墳盗掘”などの罪で墓荒らしグループのリーダー・周小兵に懲役11年の実刑判決を言い渡しました。
 
情報によると、周小兵は1986年17歳の時世界少年卓球大会男子ダブルスと混合ダブルスでチャンピオン獲得という輝かしい功績を残しましたが、今や墓荒らしのリーダーとして逮捕投獄されるという嘆かわしい末路をたどり、人々を落胆させました。
 
安徽省のネットユーザー 銭さん
「中国共産党の政治体制の下では、このような人物が現れたことは悲劇ですが、正常なことでもあります。当局が重視しているのは「徳育 知育 体育」の全面的な教育ではなく、金メダル獲得の機械として、ただ順化させるだけです」
 
ネットユーザーは、当局がスポーツ選手を育成する時、いかに賞を獲得するかばかりを重視し、バランスのとれた教育を重視していない為、一部のスポーツ選手が、後日誤った行為を起こすケースが現れているという普遍的な認識を持っています。
 
 
湖北省ネットユーザー 宋さん
「(中国のスポーツ選手は)子供の頃から大人になるまで、基本的な教養レベルと自身の教養や素質の面が欠けているため、社会の誘惑から逃れがたく誤った道に入るのです」
 
遼寧省ネットユーザー姜さんは記者に対し、多くのスポーツ選手が長期間のトレーニングにより身体に深刻なダメージを受けた後、政府に切り捨てられており、同情すべき境遇にあると話しています。
 
遼寧省ネットユーザー姜さん
「競歩やマラソン選手は最終的に足の裏がねじ曲がり、変形してしまいます。中国のスポーツ選手は選手生命が短く、20代 、30代で国は彼らが不要になると切り捨てます。国を挙げての体制はこのような制度です」
 
中国の全国重量挙げ元チャンピオン・鄒春(スウ・チュン)さんは、自分が垢すり師になったことを告白しています。体操の元世界チャンピオン・張尚武さんは、大道芸で生計を立てています。また、1990年北京で開催されたアジア競技大会で男子重量挙げチャンピオンを獲得し、アジア記録を塗り替えた才力(ツァイ・リー)さんは33歳の時、病気の治療費がなかったために亡くなっています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/赤平 ナレーター/大口 映像編集/工)

 

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