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ソチ五輪 「史上最悪の祭典」?

2014年02月09日

【新唐人2014年2月9日付ニュース】2月8日、ソチ・オリンピックが開幕しました。ロシア政府が510億ドルの巨額を投じたソチ・オリンピックですが、各種インフラの品質問題など、トラブルが続いています。

 

オリンピックが開幕しましたが、宿泊や交通の中枢であるゴーリキー広場は未完成のままで、メイン建物の外はゴミだらけ、排水溝はふたもなく、電線は丸出しになっていたといいます。

 

数千人の各国メディアの記者の進駐後、ホテルや街のひどい様子が大量にネットにアップされ、SNSを通じて迅速に広がっています。

 

さらに、開会式の演出では、雪の結晶のオブジェが五輪マークになるはずが、四輪になってしまいました。また、オリンピック聖火もリレーの過程で、44回消えました。

 

このほかにも、工事の影響を受け、民家が倒壊したため、市民は仮設に住むはめになり、外国人労働者は給料ももらえないまま、国に送還。大量の野良犬が駆除され、政治活動者の試合鑑賞拒否など、様々な問題が伝わっています。

 

中国漁船救援要請取り下げ

 

共同通信によると7日、鹿児島県奄美大島付近の日本の排他的経済水域内で中国の漁船で火災が発生しました。

 

救援の要請を受けた海上保安庁は同日午後、巡視船3隻と航空機1機を派遣しましたが、夜になって、中国側が負傷者を中国へ搬送すると連絡し、救助要請を取り下げたため、派遣を中止しました。

 

報道によると、火災のあった中国漁船の乗組員24人のうち、6人が死亡、2人が負傷したそうです。

 

オバマ大統領 中国に宗教の自由呼びかけ

 

2月6日、アメリカのオバマ大統領が「国家朝食祈祷会」において宗教に関する演説を行い、宗教の自由を守るよう呼びかけました。大統領は中国やミャンマなどの国に対し、もっと多くの宗教の自由を許すよう呼びかけました。

 

また、歴史が証明しているように、宗教の自由などの国民の権利が保障されている国ほど平和かつ公平で、成功しており、逆に、これらが保障されない国は暴力と動乱の種を植える事になると述べました。

 

中国については、「中国の指導者との会談では、国の発展は、キリスト教徒やチベットの仏教徒、それに、ウイグルのイスラム教徒の普遍的な権利が擁護されるかどうかにかかっていると力説している」と述べました。

 

大統領は朝食祈祷会の3000人の聴衆に対し、アメリカ人は宗教と居る場所に関わらず、すべての「良心の囚人」のために祈りを捧げるべきだとも述べました。

 

「国家朝食祈祷会」はアメリカの政界とキリスト教会が行っている伝統的な活動で、60年あまりの歴史があります。

 

新唐人テレビがお伝えしました。         

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/08/atext1058212.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

 

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