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中共 周永康らの資産900億元差し押さえ

2014年04月02日

【新唐人2014年4月2日付ニュース】全人代の閉幕後も周永康事件に関する中国当局の正式発表は何もありません。近日、ロイター社は3つの関係筋からの情報として、周永康の親族や部下300人以上が拘束または調査を受けており、当局はすでに900億元相当の資産を押収したと伝えています。

 

関係筋によると、習近平主席の命令で去年11月末頃から、周永康問題調査チームが設立されました。71歳の周永康は去年年末からすでに軟禁状態におかれているとのことですが、汚職に関する調査は政治迫害だとして、未だに調査への協力を拒否しているそうです。

 

また、当局は周永康本人のほか、親族や部下の17億元相当のアパートや別荘300軒、10億元相当の骨董品や現代絵画、60台以上の自動車を押収したほか、高級酒、金、銀、国内外の債券や株式510億元相当を差し押さえました。

 

大紀元などもかねてから報じていますが、周永康が政法部門で在任中の10年間、政法部門と軍部門では法輪功学習者からの臓器狩りが大量に行なわれ、この期間中のいわゆる安定維持費は国防費さえも上回っています。

 

ロイター社によると、多くの中国人は周永康元政法委員会書記の取り調べは、習近平が言ういわゆる「大きい虎」だと考えているが、周永康と薄熙来が政変を企てた事が習近平主席を激怒させたのが原因であるとの分析もあます。アナリストは、周永康を裁く事によって上層部の数々のスキャンダルが暴かれ、共産党の統治を揺るがす事になると指摘しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/31/atext1092229.html 中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

 

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